「大きな耳・小さな口・優しい目」この三つで一番自分に足りないものが「小さな口」であることを先日のレッスンで体感しました。
「お母さんは一言も声を掛けないで下さい」という指示だったのですが、娘が振り返り尋ねてくることもあり、「回してみたら」「右側を試してみたら」と無意識についつい口から出ていました。
我に返り口を閉じていましたが、胃のあたりが重く、悶々としていました。
時間にしてわずか10分足らずのことでしたが、とても苦しい時間でした。
しかし娘はといえば、娘は先生に尋ねていました。
考えていました。
あれこれ試していました。
私の言葉など必要なかったのです。
こうした「気付き」はとても新鮮で、ほんおさっきの娘とは違う娘のように見えます。
また、ほんのさっきとは違う自分も見えてきます。
「杉浦先生のお話を聞く」「レッスンに参加する」ことには、こういうことが多分にあります。
母親である私自身の発見もハークでの幼児教育の醍醐味なのではないかと思うのです。
Hさん (1歳)