杉浦先生
素敵なご本を頂戴し、ありがとうございました。
息子、わが子○が幼稚園に入園し2ヶ月。初めての事ばかり、また○が上手に日々の生活をすごしていけるのか・・・不安と緊張の毎日で、ついつい肩に力が入っていた私ですが、ご本を読ませていただき、大きく深呼吸したような気持ちになることができました。
気がつくと、他のお友だちと○とを比べてしまい、気持ちばかりがあせってしまっていたのですが、ご本の中の『人生の競争は他人とするものではなく、自分自身とするものだ』という一文にはっと目覚めさせられたかのようでした。
ふり返ってみますと、○を出産した時、「生きていてくれてありがとう。」という気持ちばかりで、耳や内臓の奇形を悲しんだり怒ったりする気持ちはどこかに行ってしまったのです。「一生懸命生きている」その命こそが私の宝であった瞬間でした。
それが、○がひとつひとつ手術を乗り越え、元気になっていくうちに親のエゴとしての欲もひとつひとつ増えていたのです・・・。他のお友だちと比べて「できる・できない」が○の価値であるかのような、大きな誤った思い込みにとらわれてしまっていました。ご本を読み進めていく中で、そうした私の思い込みが、せっかくの子育ての楽しさを奪っていることに気づかされました。
今一度、原点にたち戻り、○との時間を大切に楽しんで行きたいと思います。そのためにも、○と親子になれたあの日の気持ちを忘れず、今、こうして親子共に手を取り合い育って行けることに感謝する姿勢を大切にしたいと思います。
ハークに出会えて、私共親子は本当に幸せです。ありがとうございます。
今後もご指導、どうぞよろしくお願いいたします。
2007年6月20日 大阪府Hさま